絵画 / 掛軸
保存のポイント
紙を支持体とする絵画作品
光やほこり、温湿度変化の影響を受けると退色、変形の原因となるため、3F(無酸・無アルカリ・無サイズ)の間紙を挟むか、フォルダーに挟んでから容器に収納する。
定着の弱い描画材(パステル、チョーク、木炭など)を使用している場合は静電気や摩擦を避けるためにシンク式の台紙に挟んでから容器に収納する。
額装・屏風など
襖絵や描画面が両面にある屏風などは容器の内壁に接触せずに保存できるスロット付の大型差込箱を勧める。
額縁の裏板からの揮発性ガスの発生が作品に悪影響を及ぼすことが疑われる場合は、裏板を交換するか、無酸・無アルカリまたは弱アルカリの紙を作品と裏板の間にはさみこむ。
また同様に、木材でできた額縁からのガスの影響が考えられる場合は、新きりなみ仕様を勧める。
一枚もの
版画、素描などの一枚ものはタトウフォルダーに収納するか3F(無酸・無アルカリ・無サイズ)フォルダーに挟んでから容器に収納することを勧める。
掛軸
軸先で巻子を固定する軸受けは、折れや破損などの物理的な影響から巻子を守り、取り出しも容易にできる。また緩衝材として薄葉紙に包んでから収納する方法もある。
何本かまとめる場合は仕切り付き台差し箱・被せ箱を勧める。
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