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紙媒体記録資料のコンサベーション

考え方と技術

コンサーバターとは
conservator

紙媒体記録資料のコンサーバターとは

基材の紙、その上のインク等のイメージ材料、水や溶剤や接着剤や別の紙---この三者のンターフェイスの制御と安定化が紙媒体資料のコンサベーションの要諦です。制御と安定化を的確に行う専門家をコンサーバター(conservator)と呼びます。

コンサーバターの条件

コンサーバターがコンサベーションを過不足無く行うためには、優れた「手の技」が必須です。しかしそれだけではなく、紙やイメージ材料、水や溶剤、接着剤、酵素、漂白剤等の物理的・化学的な性質を体系的に理解することが、確かな実践を保証します。

コンサーバターを目指す人たちへ

メアリー・バーグマン「書物の保存専門家になるまで」

コンサーバター教育の現在

理論と実践を両輪にした紙媒体記録資料のコンサーバター教育はアメリカでは1980年代初頭に、ヨーロッパでは1990年代初頭に、それぞれ始まりました。日本での公的な機関での養成はこれからです。コンサーバターの養成だけでなく、図書館や文書館での保存業務全体を管理するプリザベーション・アドミニストレーターを並行して養成できるかが鍵になります。

テキサス州立大学の養成学校

ドイツ・シュツットガルトの養成学校

ヨーロッパ全域の養成機関の案内

海外の養成機関の案内(紙媒体記録資料も含む)

上: 裏を打つ
中: エマルジョン塗布による革装丁劣化対策
下: 紙の繊維分析

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