来年(1996年)8月20~24日にソウルで開催される国際図書館連盟(IFLA)ソウル大会(World Library and Information Congress: 72nd IFLA General Conference and Council)での資料保存関連の発表は「資料保存
の提唱と教育」(Preservation Adovocacy nad Education)をテーマとして、資料保存に関連するIFLAの三つの委員会や部会(IFLAContinuing Professional Development and Workplace Larning, Preservation and Conservaiton Sections, Preservation and Conservation Core Activity)が共同で主催することになった。IFLAではこの発表のためのペーパーを募集する。
図書館員が直面するさまざまな課題の中で、「資料保存」の優先順位は必ずしも高くはなく、そのための教育も充分に行われてきたとは言い難い。しかし、幾何級数的に増大しているアナログおよびデジタル資料の安定した保存と提供を、これまで以上に多様化する利用者のために、維持して行くことが大きな課題になっている。さらに、保存原則の維持や災害への備えを、専門家との協力の下に行わなければならない。このために図書館員は、資料保存への考え方の転換、動向、優先順位資金、技術等の問題を強調する必要がある。図書館員自身が不断のマイグレートとリフォーマットを要求されているといえる。図書館員を対象にした資料保存の提唱とそのための教育–出版、展示、ワークショップ、遠隔教育、資格教育の中でのプログラム、専門家会議、等々–が必須とされる所以で
ある。
ソウル大会では上記の三つの組織が協力し、ジョイント・プログラムとして開催する計画であり、発表のペーパーを募集する。テーマに関連する事例または実践的な提言を盛り込んだペーパーを期待している。
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