国際文化財保存修復学会(International Institute for Conservation of Historic and Artistic Works:IIC)の機関誌 Studies in Conservation 最新号(vol. 52-3)は、Noriko Hayakawa(早川典子)らによる Characterization of Furunori (Aged Paste) and Preparation of a Polysaccharide Similar to Furunori を掲載している。
新しい糊を何年も寝かせて作る古糊は日本の表具に使われている独特の糊料で、延びがよいこと、接着力が弱いこと等で、対象物へのストレスも少なく可逆性も保たれる特徴を持つ。この研究では古糊の化学的な分析と生成初期段階での微生物の関与の解明を行うと共に、同種の特徴を持つ糊料をある種のポリサッカライド(多糖類)で作成した。
Studies in Conservation 最新号(vol. 52-3)






