
ISO(International Organization for Standardization:国際標準化機構)はこのほど、磁気テープを利用する際の取り扱いに関する新しい規格
ISO18933:2006: Imaging materials -- Magnetic tape -- Care and handling
practices for extended usage を発行した。内容は、利用時に起こりがちな、テープを傷めることになる危険性とその低減法、大気汚染・温湿度・光等の環境要因について、クリーニング法、輸送、水や火災等の被害の影響と救出法、所蔵機関のスタッフの教育にまで及んでいる。
IISO18933:2006: Imaging materials -- Magnetic tape -- Care and handling
practices for extended usage は以下から入手できる。
http://www.iso.org/iso/en/CatalogueDetailPage.CatalogueDetail?
CSNUMBER=44128&scopelist=ALL

アメリカの地域保存修復センター NEDCC(North East Document Conservation Center)とMBLC(Massachusetts
Board of Library Commissioners)はこのほど共同で、図書館や博物館、文書館等での防災・救助計画をオンラインで書き込みながら作成できる
Online Disaster-Planning Tool "dPLan"を作成し、公開した。特に小・中規模の機関で、こうした計画作成の必要性が迫られているが、時間もヒトも割けない場合に最適という。登録すれば誰でもが無料で利用でき、自館の特徴に沿ったオリジナルの防災・救助計画を書き上げることができる。
dPLan の主な構成は以下の通り。
機関の情報(スタッフ、チーム、蔵書)
防災(リスクの査定、日々の防災法、そのための諸設備)
被災への対応と救助(救助チーム、IT情報、救済の優先順位、保険、一時避難)
救助のための製品やサービス(消防署や警察との連携、防災・救助サービス機関、
基金、ボランティア等のマンパワー)
計画の範囲とゴール
スタッフ教育
実行・評価・練り直し
空欄への書き込みや質問に対してのチェック等を順番に進めてゆくことで、自館に即した防災・救助計画が書き上がる。
dPlan: The Online Disaster Planning Tool
http://www.dplan.org/
慶應義塾大学デジタル・アーカイヴ・リサーチセンター(DARC)は9月2日(土)に公開講演会「初期印刷本のデジタル書物学」を開催する。初期印刷本の権威
Bettina Wagner 博士(バイエルン州立図書館 写本・初期印刷本部門キュレーター)の来日にあたり、博士の講演と共に、慶應義塾大学における活動を紹介する。参加申し込み等の詳細は下記ページから。
初期印刷本のデジタル書物学
http://www.humi.keio.ac.jp/dbi06/

英国図書館等の英国の資料保存機関の連合組織 Digital Preservation Coalition(DPC)は、オーストラリア国立図書館を中心とした同種の連合組織 Preserving Access to Digital Information(PADI)と協力し、Preservation
Management of Digital Materials: A Handbook を刊行、このデジタル・バージョン(2006/07 revised)を
DPCのサイトで公開している。
この145ページのハンドブックは、英国のJISC(Joint Information Systems Committee)のスタッフが、専門家に向けてではなく、一般の人にも理解できるようにまとめたもの。デジタル資料の定義やその保存活用の問題点、組織的な戦略や実践のあり方、メディアやフォーマットの特徴、さらに世界の機関での事例や研究も掲載されている。内容の追加や改訂が頻繁に行われている。
Preservation Management of Digital Materials: A Handbook
http://www.dpconline.org/graphics/handbook/index.html
■DPCについては
Domain.uk-英国のウェブ・アーカイビング-(国立国会図書館のカレント・アウェアネスから)
http://www.ndl.go.jp/jp/library/current/no273/doc0001.htm
■PADIについては
PADIとSafekeepingプロジェクト(国立国会図書館のカレント・アウェアネスから)
http://www.ndl.go.jp/jp/library/current/no276/doc0004.htm
東京大学大学院経済学部研究科・経済学部資料室が学術研究支援員(研究者)のスタッフを公募している。採用人員は1名で、採用予定日は10月1日以降、任期は1年(再任可)。職務は、資料の収集と整理、一次資料の保存と公開に関する研究、日本経済に関する文献・電子情報等のレファレンス--。応募資格は以下のとおり。
博士の学位を有する者またはそれに相当すると認められる者。
以下の条件を選考の基準とするので、これをいくつか満たしていることが望ましい。
1. 一次資料等の整理・分析ができる(アーキビストとしての知識、経験および
資料の保存・修復の経験を有する)こと。
2. 経済学ないしは経済関係の資料に知識・経験を有すること。
3. 複数の外国語ができること。
4. コンピュータ(機器管理、情報ネットワーク)にある程度精通していること。
大学図書館の研究スタッフ募集の応募資格として、「望ましい条件」という限定付きであるが「資料の保存・修復の経験を有する」ことが盛られたのは初、と思われる。
東京大学大学院経済学研究科・経済学部資料室スタッフの公募
http://www.lib.e.u-tokyo.ac.jp/boshu2006/boshu2006.html
東京大学経済学部図書館の「資料保存へのとりくみ」
http://www.lib.e.u-tokyo.ac.jp/shiryo/hozon/top.html
6月25日にワシントンDCを襲った未曾有の嵐と降水により、施設が冠水したアメリカ国立公文書館(NARA)が、被害状況と復旧作業の現状を同館のサイトで報告している。
セキュリティ・スタッフが冠水に気づいたのは同日の深夜10時半ごろで、公文書館の左右の道路から水が侵入し、変電室と半地下のエリアは4フィートから8フィートの高さにまで至った。また館内にあるマクガヴァン劇場も雛壇が水没した。スプリンクラーとセキュリティ・システムを除く全ての設備への電源供給を停止した。また、排水ポンプは緊急用の電源により稼働したが、水量が処理能力を上回り、排水場所もない状態だった。
知らせを受けたエマージェンシー・スタッフはただちに復旧に乗り出した。26日朝にはポンプと発電設備が再稼働した。スタッフは12時間交代で休みなく働き、27日朝までに変電室、半地下、劇場から水を追い出すことができた。
『独立宣言』『憲法』『権利の章典』には被害は無かった。しかし停電で温湿度が変わったことによる紙媒体資料への影響が懸念されたため、コンサベーション・スタッフは影響を受けた全ての区域の温湿度を点検し、大型の除湿器を設置して相対湿度の安定を図った。これにより冠水直後に97%にまで達した相対湿度を55%に戻すことができた。
しかし全面的な開館にはまだ時間がかかる。夏のピーク時には一日5,000人が訪れるため、できるだけ早く復旧すべく努力している。
Fact Sheet on Recent Flooding
http://www.archives.gov/calendar/status/facts.html

国際公文書館会議(ICA)、国際図書館連盟(IFLA)、文化財保存修復研究国際センター(ICCROM)の3機関が協力して作成した4ページの小冊子 Are you an archive? がPDFで出版された。2005年にICCROMから紙媒体で出版されたもの。小規模な機関が保有する文書や写真、視聴覚資料が、その機関や地域の歴史や文化を記録したアーカイブであり、その保存の必要性を喚起するのが目的。なぜ保存が必要か、なにを、どのようにすべきかを簡潔明瞭に述べている。
Are you an archive?
http://www.iccrom.org/eng/02info_en/02_04pdf-pubs_en.shtml
Restauraotr-International Journal for Preservation of Library and Archive Material 最新号(Vol. 27, No.2, 2006) の主要論文は次の通り。
Paolo Calvini, Andrea Gorassini und Rosanna Chiggiatto: Fourier Transform
Infrared Analysis of Some Japanese Papers. (p.81-89)
市販されている和紙のFTIR(フーリエ変換赤外分光光度計)による分析。これらの和紙を、セルロースだけで製紙したもの、手漉き和紙と比較し、それぞれの紙に含まれるヘミセルロース、化学パルプ、炭酸塩等無機フィラー、リグニンの量の測定に対するFTIR法の可能性を見た。ヘミセルロースは1600と1660の、リグニンは1510の、木材パルプは810の、無機炭酸塩は1790
cm -1のスペクトラムで測るのが最も有効であるのが判った。
Sonja Titus, Regina Schneller, Gerhard Banik, Enke Huhsmann und Ulrike Hahner: The Copyinf Press Process: History and Technology, Part I. (p.90-102)
.プレス機による文書の複製は1780年から行われてきた。コピー・プレス用のインクで書かれた文書はインキが湿気を含んでいる間に平滑でサイジングされいない紙に圧されて複製物が作られた。こうした物性をもつインクだけに水に弱く、傷みが顕現化している。この論文はコピー・プレスの歴史と技術の変遷を明らかにし、コンサーバターが資料を同定するための糧とすることを目的にしている。
Vladimir Bukovsky, Maria Trnkova, Peter Nemecek und Peter Oravec: Light-induced Oxidation of Newsprint Sheets in a Paper Block. (p.114-131)
新聞を束にして、メトキシドメチル炭酸マグネシウムによる非水性脱酸性化したもとの、していないものを、改良を施した太陽光輻射設備で光酸化劣化させた。束にすることで、表面だけでなく、内側の紙への光による変色の影響を見る。予想以上に深いところにまで影響を及ぼしていた。脱酸性化処置は光酸化を著しく改良できることが判った。
Ulrike Hahner: Condition Report of the Ink Corrosion Damage in the Handwritten
Estate of the Jurist Freidrich Carl von Savigny. (p.131-142)
18世紀の著名な法学者Freidrich Carl von Savignyの手稿資料のインク焼けの状態調査。資料のデジタル化を前提に、マーブルグ大学図書館に所蔵されている手紙約4,500点、原稿その他20,000点を調査した結果、大半が良い状態を維持しており、わずかに1%
が酷いインク焼けの被害を生じていることが判った。以前に行われたランダム・サンプリングでのチェックではもっと高い比率だったが、チェックの方法が単純すぎたのではないか。この調査を元に、今後の保存計画の推進と、劣化の程度に応じた処置を図る。
Restaurator
http://www.saur.de/_google/titel/titel0000011987.htm
第7回 Indoor Air Quality (IAQ)の国際会議が11月15-17日にドイツのブラウンシュヴァイクで開催される。博物館・アーカイブの資料やヒトに与える屋外環境汚染物について、その研究の現状が報告される。また各国内や国際的な規制を踏まえた屋内大気汚染との関連や資料の劣化メカニズム、アセスメントの方法などが採り上げられる。
The 7th Indoor Air Quality 2006 Meeting will take place in Braunschweig,
Germany, from 15-17 November 2006.
http://www.wki.fraunhofer.de/english/IAQ2006-e.html
なお、第6回会議(2004年開催)の30余の報告のアブストラクトは、PDF、パワーポイントその他のファイルとして下記からダウンロードできる。
http://www.isac.cnr.it/iaq2004/
今年9月24~27日にパレルモ(イタリア)の Guttuso Bagheria 博物館で「写真文化財の歴史と保存」(Storia e tutela
del patrimonio fotografico, History and Preservation of Photographic Heritage)国際コンファレンスが開催される。
修復、展示、保管、書誌コントロール等、写真資料の保存と活用のための口頭発表が8件のほか、ポスター発表、共同討議が予定されている。
Storia e tutela del patrimonio fotografic
http://www.foliarestauro.it/page/news/news-set.htmm
徳島県立文書館は8月8、9日の両日、同文書館で、平成18年度古文書保存講座を開催する。史料管理の理論と実際を学ぶとともに、古文書の修復や補修の実習を行う。無料。詳細は下記ページに。
http://www.archiv.tokushima-ec.ed.jp/

この4月に、国際図書館連盟(IFLA)コアプログラム・Preservation and Conservation (PAC)国際センター長として、パリの薬学大学図書館長だったChristiane
Baryla女史が就任した。Baryla 女史は1993年から2003年まで同図書館長を務めたが、それ以前はローマにあるフランス高等学院図書館長を努め、また、バチカン図書館所蔵手稿本のミニアチュール※のデータベース作成を指揮した。
ミニアチュール=印刷技術が発明される前の手書き写本のページに施された装飾。
文化財保存科学の研究成果をウェブで発表する e-PS (e-PreservationScience)の最新号は、イタリアの二人の研究者による「Py-GC/MS(熱分解ガスクロマトグラフ質量分析法)による歴史的なインクの成分の同定」を掲載している。
Yeghis Keheyan, L Giulianelli :Identification of historical ink ingredients
using pyrolysis-GC-MS. A model study, e-PS, vol.3, 2006, 6-10
歴史的なインクは、さまざまなレシピによって作られ、その成分も多様である。この論文は、共通して使われてきた没食子酸、ビトリオール油、チャコールの成分の他に、インクに独自の性質、たとえば輝きとかくすみとかを与えるために付加された物質を、同定しようというもの。これら付加成分は、ザクロ、サフラン、マスタード等の種や、実の皮から作られている。
分析手法はPy-GC/MS(熱分解ガスクロマトグラフ質量分析法)といわれるもので、ガGC(ガスクロマトグラフ)の気化部で気化した成分 を分離カラムにより分離し、質量分析計で検出することにより成分の定性、定量を行うというもの。分析の結果、それぞれの成分の分析が可能であることが分かった。
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http://www.morana-rtd.com/e-preservationscience/TOC.html
■関連:PY-GC/MS による鳥羽離宮遺跡の出土品分析
http://www.jeol.co.jp/technical/ai/ms/ms184-02/ms184_02.htm
大阪府立公文書館は9月19日から11月7日にわたって平成18年度大阪府公文書館アーカイブズ・フェアを開催する。アーカイブズの普及啓発を測るため、同館と府下の関連機関や関係者が協力し、展示会や各種の講座を集中的に実施する予定である。協力機関や関係者は所蔵する文書資料の展示や説明、日頃の研究成果の発表や講座などの機会が得られることになる。詳細は下記ページで。
平成18年度大阪府公文書館アーカイブズ・フェアへのご協力のお願い
http://www.pref.osaka.jp/archives/fair.html
埼玉県立文書館が持つ戦前期の文書、全7,921点が埼玉県指定有形文化財の歴史資料として指定された。対象文書は明治3,324点、大正期1,957点、昭和戦前期2,690点。旧藩県からの引継文書や秩父事件などの県の歴史事業に係わる文書をはじめとして、近代の埼玉県の政治・社会・経済・文化等の各分野を記録した貴重な資料群になる。
同館ではこれを記念して10月21日から12月10日まで、代表的な文書を展示す。
埼玉県行政文書、県指定文化財の指定
http://www.pref.saitama.lg.jp/A20/BA18/Bunkazai%20Shitei.html
欧米のペーパー・コンサーバターや紙関連の保存科学者が協力して制作を進めてきた教科書 Paper and Water: A Guide for
Conservators がこのほど完成した。静止画図やアニメーションを駆使したCD付きのテキストとして近く出版される(正式な上梓時期は未定)。
製紙時はもちろん、コンサベーションのあらゆる行程で紙媒体に直接関わる水と、その影響については、誰もが認識しながら、これまで深く考えられたことがなかった。Paper
and Water プロジェクトは、Institute for Paper Conservation (IPC)、International
Centre for the Study of the Preservation and Restoration of Cultural Property
(ICCROM)、そしてInternational Association of Book and Paper Conservators (IADA)という三つの国際的な機関の支援を受けて、Irene
Bruckle(Head of Conservation, Kupferstichkabinett dok,独)とGerhard Banik(Head, Studiengang
Restaurierung und Konservierung von Graphik, Archiv- und Bibliotheksgut,
Staatliche Akademie der Bildenden Kunste Stuttgart, 独)の二人を中心に、欧米の関連エキスパートを結集し制作したもの。豊富な図解やアニメを駆使して、コンサベーションにおける紙と水の相互作用を科学的かつ実践的な視点から解説する。
主な内容は、乾燥そして濡れた時の紙の構造と物性、水の構造と物性、製紙時の紙と水との相互作用、湿った保管環境が紙の劣化に及ぼす影響、水性脱酸性化処置の原則、水性溶液の作り方と使い方、水性処置法とその効果が与える要素、製紙時の乾燥工程のメカニズム、コンサベーションでの乾燥法、ペーパー・コンサベーションの水性処置の歴史的・倫理的な側面--ほか。
主な著者は Vincent Daniels(英)、Steven Keller(米)、Joanna Kosek(英)、Anthony W. Smith(英)、Paul
Whitmore(米)。動画はAlfred Vendl(オーストリア)。
Lehrbuch fur Restaurierung: "Paper and Water: A Guide for Conservators"
http://www.smb.spk-berlin.de/smb/forschung/details.php?objID=9503&lang=de&typeId=211&n=1
■ほぼ日2005年3月30日付け「『紙と水:コンサーバターのための手引き』の製作が順調に伸展」も参照
国際博物館会議(ICOM)の2007年の総会(General Conference)は、2007年8月19~21日にウィーンで開催される。21回目の今回の総会は「博物館と世界の文化遺産」(Museums
nad Universal Heritage)がテーマ。世界中から2,500名にのぼる参加者が予定されている。
今回は例年の分科会でのプログラムとともに、初めて、各分野のエキスパートがブースを持ち、自分の仕事を世界にアピールする場(Museum Expert
Fair)が併設される。総会への参加やブースの申し込み等は下記ページから。
ICOM General Conference 2007
http://www.icom-oesterreich.at/2007/index.html
総務省大臣官房総括審議官は6月29日、各都道府県知事宛に「市町村合併における公文書の適切な保存に係わる一層の推進について」を発出した。全文は以下の通り。
市町村合併に伴い、歴史資料として重要な市町村の公文書等が適切に引き継がれず、その多くが散逸したり、安易に廃棄されることが各方面において懸念されております。合併市町村においては、合併時の市町村運営に積極的に取り組まれるこの時期をとらえて、改めて公文書等の保存状況を把握し、適切な保存に一層取り組む必要があります。
総務省においては、これまでも、公文書等の重要性を踏まえ、その適切な保存をお願いしてきたところですが、公文書等の適切な保存の一層の推進について、貴都道府県内の市町村に対し改めて助言されるようお願いいたします。
なお、別添のとおり、独立行政法人国立公文書館次長から再度要請がありましたので、この要請の内容についても貴都道府県内の市町村に対し周知されるようお願いいたします。
また、公文書館法(昭和62年法律115号)第3条において、地方公共団体は、歴史資料として重要な公文書等の保存及び利用に関し、適切な措置を講ずる責務を有することとされていることを申し添えます。
アメリカ国立公文書館(NARA)のワシントンDCにある館は、先月末に同地区を襲った嵐による洪水とそれにともなう電気系統の故障により閉館を余儀なくされている。ただしカレッジ・パーク他の施設は開館している。同館のアレン・ヴァインスタイン館長は6月26日に記者会見し現状を報告したが、この模様がサイト内に動画で治められている。コンサーバターが被害状況を調べた結果、オリジナルの資料への被害はなかったとしている。
National Archives Building Status
http://www.archives.gov/calendar/status/
英国図書館(British Library)はこのほど、ウェストヨークシャのボストンスパに700万冊を収納できる保存書庫を建設するため、建築会社のアレンビルド社(Allebuild
Limited)と契約を結んだと発表した。これにより棚の長さの換算で年間12.5キロメートルずつ増え続けている図書館の蔵書のうち、すでに利用率の低くなっている資料を優先的に移管できる体制が整うことになる。新保管庫は自動出納システムを導入した周密書庫になる。完成時期は現時点では明らかにされていない。
Allenbuild appointed to build new storage facility for the British Library
http://www.bl.uk/news/2006/pressrelease20060703.html
ドイツの3つの芸術工科大学(Wissenschaft und Kunst, Fachhochschule Hildesheim/Holzminden/Gottingen)が協力して運営している文化財の保存修復のための情報センター
Hornemann Institute は、欧州内の各大学の学位論文のアブストラクト・データベースを作り、公開している。現在、730論文のアブストラクトが掲載されており、うち22は全文がダウンロードできる。論文にはその著者の連絡先を示すアドレスがあり、紙媒体で発表されたものへもアクセスができる。全論文中
"Books, Paper" に分類される論文は1994年から2004年までのが44、掲載されている。
electronic publications of thesis
http://www.hornemann-institut.de/english/diplom.htm
Materilas/Topics; Books, Paper
http://193.175.110.9/hornemann/english/epubl_ha_materialien.php?spra=alle&th=2
(2006/07/04 access)

国の公文書を所蔵する国立公文書館、外務省外交史料館、宮内庁書陵部、防衛庁防衛研究所図書館、国立国会図書館憲政資料室の5つの機関が協力し、特に中学生や高校生を対象に、一般になじみの少ない歴史公文書を紹介するサイト「ぶん蔵」がこのほどオープンした。「ぶん蔵博士」というキャラクターがナビゲーション役を果たし、東京オリンピックや鉄道、テレビなどで採り上げられた所蔵資料などを楽しく、分かりやすく紹介して行くという。
ぶん蔵
http://bunzo.jp/