

カナダのトロント市や周辺のギャラリーや美術館35機関が協力し、日本の国際交流基金などの支援を受けた WORLD WASHI SUMMIT が6月7日から15日まで同市のJapanese Paper Place を中心に開催される。和紙の持つ幅広い豊かな可能性と、1,400年もの長きに渡って変わらずに使われ作り続けられてきたことを知らしめること、世界中のアーティストがどれほど和紙に魅せられ想像力を刺激されているかを日本の漉き手に知ってもらうこと、和紙のユニークな性質を見いだし駆使して作品を作っているアーティストをたたえること---これらが今回のサミットの目的という。9日間に渡る会期中には盛りだくさんのイベントが予定されているが、日本からも京都(黒谷和紙)、高知(土佐和紙)、新潟(小国和紙)から手漉きの職人が招聘されており、日本で6年間も和紙の研究を行ってきたPaul Denhoed さんの丁寧な解説付きで実演が行われる。
IT関連のニュースサイト ITmedia News は「100年データ保存が可能な新技術--米大学が開発」と報じている(4月22日付け)。ニュース・ソースはカリフォルニア大学サンタクルズ校によるプレス・リリース(4月21日付け)。
長期保存のためのデータ・ストレージ媒体としてテープが広く使われているが、耐久性に問題がある。これを、ハードディスク(HDD)とフラッシュメモリ、そしてプロセッサとの組み合わせによるシステムに変えることでHDDへの負荷を減らし長寿命化が達成できるとしている。またこのシステムはHDDに依存しないので、50年後のホログラフィック・ストレージにもデータ移管が可能、という。

英国BBCのニュースサイト BBC News (UK version, 13 April)は、Researchers sniff out an
old book として劣化した古書が発する特有の「臭い」を分析することによって本紙の劣化レベルを知ることができないかという研究プロジェクトをケンブリッジ大学図書館が進めていることを報じている。
古書は劣化を始めると、揮発性の有機酸を含むさまざまな有機物を放散する。ケンブリッジ大学図書館の研究者らは保管庫の大気に混じるこれらのガスのうち特定のいくつかを検知するシステムを作ることで、破壊的な酸による膨大な蔵書の劣化進行をくい止める方法を開発しようとしている。研究者らによると、たとえ新しい本でも、古くて劣化が進行している本に混じって置かれると、その影響を受けて劣化が早まるという。
プロジェクトの第一段階として、別々の図書館の同じ本の本紙を比較する。同じ紙が違った保管環境下に置かれることで、劣化にどのような影響の違いが生じるかを見る。次にそれぞれの環境の大気をサンプリングし、この中にどのような酸がどの程度含まれるかを調べ、本紙の劣化レベルと突き合わせる---。
この研究成果は2009年に発表される予定だが、保管庫に有機酸を除去するフィルターを設置することで劣化の進行を抑制することが考えられるとしている。
「ただし、古書の、あの特有の臭いが好きだ、という人にはいささか剣呑な研究ということになるが」。
Researchers sniff out an old book
※このプロジェクトは英国図書館(British Library)が先導し英国内の複数の図書館・アーカイブが協力する形で進めているもの。『ほぼ日』の以下の記事を参照。
2006年3月2日付け:英国図書館、過去最高の補助金で書籍の劣化の「環境要因」と「劣化時の揮発性有機物」を研究へ
※弊社のスタッフによる次の報告も
小谷尚子 「非破壊方法による書籍資料の酸性度乾式測定方法の検討」 第28回文化財保存修復学会大会ポスター発表(PDF 120KB) 、要旨(PDF 284KB)
今年8月にカナダのオタワで開催される国際図書館連盟の大会 World Library and Information Congress: 74th IFLA General Conference and Council でのサテライト・ミィーティングのひとつ、資料保存分科会(Preservation and Conservation Section)のテーマは"Preserving Cultural Heritage into the 21st Century: Current perspectives and new directions"で8月6-8日に開催される。新聞分科会、カナダ国立図書館・アーカイブ、カナダ文化財保存修復研究所(CCI)との共催になる。各国の図書館での資料保存計画モデル、研究開発と応用、リスク・マネジメントなどがテーマになる。
Satellite Meeting: Preservation and Conservation Section

国際公文書館会議(ICA: International. Council on Archives)にアーカイブ資料のコンサベーションを考えるArchive
Conservation Research Group が発足し、ホームページが新設された。アナログ資料(パーチメントや紙の媒体の記録物、封印、写真)に限定し、これらの長期保存のための知見をコンサーバター、アーキビスト、資料の研究者と分かち合うのが目的。ホームページは登録すれば、ICAの会員以外でもアクセスできる。
Archive Conservation Research Group

英国ケント州のメードストーンで19世紀初めから紙を漉き初め、以来英国で最も優れた品質の紙を提供し続け、1987年に惜しまれながら工房を閉じた
Hayle Mill の180年の歴史を記した本 Papermaking at Hayle Mill 1808-1987 が6月に出版される。この製紙所を運営してきたグリーン・ファミリーの
Maureen Green が執筆した。目次は以下の通り。
Historical Overview 1805-1987
Renaissance Range of Papers
Cairo/Egyptian Trial Papers
The Closing of the Mill
200部の限定出版で価格は800ドル(米ドル)、ただし5月までに予約し代金を振り込む場合には700ドル。版元は Janus Press。
Janus Press 101
Schoolhouse Road
Newark Vermont 05871 USA
※この記事のsouce:Publication on papermaking at Hayle Mill
上記souceの著者 Simon Greenのサイト


アイオワ州立大学図書館のコンサーバター Gary Frost のホームページは、昨年11月にFrostらが行ったペルーの貴重書図書館の資料保存アセスメントの報告
Peru Arequipa を、パワーポイントのスライド10枚程度にまとめて簡潔に報告している。
アセスメントの対象になったのはペルーの高地にある Arequipaの図書館や文書館の貴重資料資料の約3万7千点。古い手稿本は過去5世紀前に遡り、16世紀にヨーロッパから伝えられた印刷技術を駆使した版本も含まれる。アセスメントでは地震が頻発すること、火山灰や自動車の排ガスによる大気の汚染が著しいこと等を考慮した保護的な展示や保管法、そしてコンサベーションを提言した。
Peru Arequipa - Power Point(30MB)
※Gary Frostについては『ほぼ日』 2006年2月22日号「2006年PADG賞にアイオワ大学図書館コンサーバターのギャリィ・フロストが」を参照。

<左>http://jp.youtube.com/watch?v=u8vKFz09ric
<右>http://jp.youtube.com/watch?v=BfVyfRARuts
国立国会図書館の情報ポータル Current Awareness Portal は「カリフォルニア大学図書館、3つの蔵書大規模デジタル化プロジェクトと交わした契約書を公開」と報じている(4月17日付け).。Google、Microsoft、Internet
Archive(IA)の三社と交わした契約書のオリジナル・ペーパーをスキャニングしたもの。画像でのPDFファイルで提供している。カリフォルニア大学図書館のデジタル・プロジェクトは、Google一社とだけでも6年間で250万冊の規模。
いずれの契約書も、デジタル化のためのスキャニング作業他による原資料への傷みが生じた場合の三社の保証について触れいる(Google:2章4節、Microsoft:4章1節、IA:
添付A 3-b)。三社共にスキャニング時に資料に物理的な負担がかからないような「非破壊的なスキャニング技術」を使うとしているが(FAQ-6) 、もし傷みが発生した場合には「同じ現物による代替もしくは、代替または補修の費用を負担」するとしている。費用はGoogleは「Project
PLanに定めた最大額まで」、Microsoftは「最大210ドル」、IAは「最大100ドル」。
Current Awareness Portal :カリフォルニア大学図書館、3つの蔵書大規模デジタル化プロジェクトと交わした契約書を公開
UC Libraries Mass Digitization Projects
【動画】ドイツBavarian State 図書館のbook scanning robot
【動画】米University of Pittsburgh 図書館のbook scanning

NIR(近赤外線)を照射し蔵書の劣化を非破壊で調べる
「書写材料の耐久性国際シンポジウム」(Durability of Paper and Writing)が7月7~9日にリュビリアナ(スロヴェニア)で開催される。2004年の開催に続き2回目。紙媒体のコンサベーションに関連した保存科学の最新成果の発表と、二つのワークショップ(PAPERTREAT、SurveNIR)が予定されている。なかでも欧州各国の国立図書館やコンサベーション機関が協力してとりくんできたSurveNIRの成果発表に関心が集まっている。近赤外線(NIR)を照射して書籍の本紙の化学的・物理的な劣化状態を非破壊でデータ化する方法は蔵書調査法の決定版になると期待されている。
同シンポジウムの詳細なプログラムは近々、以下のページで公表される。
http://www.paperdurability.org/
SurveNIR:Near Infrared Tool for Collection Surveying
ユネスコ(UNESCO)の「世界の記憶」(Memory of the World)計画のサイトは、モンゴル国の貴重かつ稀少な資料のデジタル化支援について報じている。同国の国立公文書館や寺院が保有してきた仏典を中心とする文書群は傷みが激しく、そのままの利用ではやがて消滅してしまうことから、ユネスコは2006年にウランバートルで「記録文化財の保存」に関するワークショップを開催したのを皮切りに救済に乗り出した。韓国の関係者らの支援を受けた環境管理や防カビ処置などを行う一方で、スキャニングによるデジタル化とコンテンツの公開を後押しし、現在までにGandan Tegchenling寺院の仏典23巻、540経、8,508葉、全体では7,8435ページ、国立公文書館の地誌等1,545ページのデジタル化が終了している。ペースが遅いのはそれだけ原本の傷みが激しかったのと形態が様々であることによる。デジタル画像はインターネットとCD-ROMによる公開を予定している。
UNESCO saves rare archives in Mongolia
内閣官房の公文書管理の在り方に等に関する有識者会議のページは9日に開催された第3回同会議の議事概要や配付資料を掲載している。公文書管理法(仮称)の検討項目に関する高橋滋・一橋大学教授、宇賀克也・東京大学教授へのヒアリングと、他の出席者も交えたフリートーキングが行われ、文書のライフサイクル、「半現用」文書の公文書館への移管や国立公文書館を国に戻すこと、中間書庫などを話し合った。次回は28日に予定されている。
英国のコンサベーション協会(ICON:Institute of Conseration)のページは今年1月に開催された「20:20 Vision - The Conservation Workforce of the Future」セミナーで各発表者から提供されたスライドや発表ノート等を掲載している。同セミナーではニーズの多様化・高度化に合わせた文化財のコンサベーションのための教育はどうあるべきかが論議され、コンサベーションを必要とする美術館、博物館、図書館、アーカイブ等と大学や専門学校等とのより緊密な連携が強調された。
20:20 Vision - The Conservation Workforce of the Future
読売新聞のYOMIURI ONLINE(4月11日付)は「旧陸軍大臣の「上原文庫」、所蔵する都城市立図書館が調査へ」として、「旧陸軍大臣の上原勇作が集めた戦前の軍やOB関連の雑誌など約5000冊を蔵している「上原文庫」(宮崎県都城市立図書館)の本の劣化が進み、同図書館が保存や複写本の作成に向けて蔵書の内容調査を始める」という記事を掲載している。
http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/ne_08041155.htm

RAND Europe(英国に本拠を置く非営利のシンクタンク)はこのほど『デジタル記録の保存:過去の救出の不確かな未来』(Digital preservation:
The uncertain future of saving the past)報告書を出版した。デジタルの記録は学術研究に不可欠になっているが、その持続的な保存についての関係者の認識は驚くほど低い。デジタル記録をあずかる責任者は、過去に立脚した知識を築き上げてゆく戦略をいまだ構築していない。研究の成果の伝承はどのようにされるのか、デジタル・アーカイブは元の紙媒体等のモノとしてもつ情報をどこまで伝えられるのか。こうしたことも踏まえたシナリオを作ることで、図書館員やアーキビストはその本来の目的である「過去を保存し未来に繋ぐ」ための戦略を作ることができる--というのが骨子。
Digital preservation: The uncertain future of saving the past
東京大学東洋文化研究所はこのほど、平成17年(2006年)から19年(2008年)にかけて毎年開催してきた「アジア古籍保全講演会」の3回分の記録をまとめた『アジア古籍保全講演会記録集』を出版した。日本でも有数の規模のアジアに関する資料を持つ東洋文化研究所図書室の職員として、資料保全についての正しい知識を持つ、という目標からスタートした同講演会は結果的に当初の予想以上の規模に発展し、この種の講演会としては未曾有の参加者を集め、毎回好評を得てきた。
「講演を通じて資料保全に関するさまざまなテーマや考え方が身近なものとなり、実現可能な改善点や新しい手法をすぐに業務に取り入れる姿勢が生まれたこと、劣化資料や環境管理等についてそれなりに自信を持って対応できるようになってきたことが、われわれ自身の研修成果であろうと思います。」「この冊子は現場の問題に対処するアイディアがたくさんつまった1冊になったと自負しております。」(p.335
「あとがき」から)
内容は以下の通り
第1回
・講演「書籍の有害生物管理--IPM(総合的有害生物管理)を中心に」(木川りか・東京文化財研究所保存科学部)
・アジア古籍保全のための環境管理(稲葉政満・東京芸術大学大学院美術研究科)
・「国際連携漢籍資料庫の夢--漢籍のデジタル化について(丘山新・東洋文化研究所)
・ワークショップ「保存管理と補修計画---アジア近現代資料を中心として」(小島浩之・東京大学経済学部資料室)
ワークショップ「紙媒体資料の劣化と予防的保存手当て」(木部徹・有限会社資料保存器材)
・ワークショップ「古文書古典籍の装幀形態と料紙及び補修作業」(吉野敏武・宮内庁書陵部)
第2回
・事例報告「東洋文化研究所所蔵『漢籍・中国書』の劣化調査と補修(中間報告)」(木部徹・有限会社資料保存器材)
・事例報告「アジア近現代資料の保存と利用--東京大学経済学部資料室の取り組み」(小島浩之(東京大学経済学部資料室)
・講演「中国古典籍の保全と補修」(周崇潤・中国国家図書館善本特蔵部)
・講演「書籍・資料のカビとその対策」(木川りか・東京文化財研究所保存科学部)
総合討論
第3回
・講演「後期イスラム世界における紙と書物」(鈴木薫・東洋文化研究所)
・講演「東洋の紙と歴史」(宍倉佐敏・女史美術大学大学院)
・講演「紙資料を修復すること」(増田勝彦・昭和女子大学大学院生活機構研究科)
・講演「マイクロ資料の劣化--原因と対処」(安江明夫・国立国会図書館顧問)
・事例報告「東洋文化研究所マイクロフィルム状態調査」(田崎淳子・東洋文化研究所図書室)
『アジア古籍保全講演会記録集』
A4版、356pp
発行日:平成20年3月31日
編者:東京大学東洋文化研究所図書室
発行者:東京大学東洋文化研究所
紙媒体での出版に続き、PDFにしたものの下記のサイトへのアップロードが予定されている。

メディアは残る。だが「廃れたメディア」からどのように情報を読み出すのか?
IEEE(電気・電子分野における世界最大の学会)のサイトに Death of Digital Media として電子的な記録を収めるさまざまなメディアがいつ登場し、いつ廃れていったかを、13枚のスライドで示すページが掲載された。8インチのフロッピーディスク、5,25インチのフロッピーディスク、3.5インチのフロッピー・ディスク、CD-ROM(650-900M)、12インチ光ディスク、5.25インチ光ディスク、21MBフロッピーディスク、ZIPディスク、DVD-ROM、Sparqディスク、jazディスク、Clickと、技術革新により次々に登場する「最新のメディア」は、生まれてから死ぬ(使われなくなり製造も終了する)までの期間が徐々に短くなり、2年も待たずに廃れてしまうまでになってきた、としている。
日本出版学会は2008年度春季研究発表会を4月26日に日本大学法学部(東京・千代田区)で開催するが、午後からは特別シンポジウム「デジタル時代の図書館と出版」として国会図書館館長・長尾真氏による基調講演「ディジタル図書館サービスと出版界」と、出版界、図書界の代表によるパネルディスカッションが予定されている。一般の参加費は3,000円。
坂口貴弘氏(大学共同利用機関法人・人間文化研究機構・国文学研究資料館アーカイブズ研究系研究員)が2004年から継続しているブログ Daily Searchvistがメールマガジンを創刊する。「職場ではブログが閲覧できない」等のニーズに応えるため。内容は前の週のブログの記事をそのまま流用。申し込みは以下のページから。

http://www.youtube.com/watch?v=wnZr0wiG1Hg
※デンマークのペーパー・コンサーバター Kristine Suhr による「ポップ・アップ・ブックのコンサベーションについて」
今年5月に九州・太宰府の九州国立博物館等で開催される文化財保存修復学会第30回記念大会のプログラムが発表された。全体の研究発表数は132本(口頭25、ポスター107)が予定されているが、このうち紙媒体関連は口頭でのそれは1本、ポスターは14本。以下の通り(発表者名は主発表者の機関名のみを掲載)。
<口頭発表>
・保存用記録紙として防虫効果の高いクララ和紙について(久留米大学)
<ポスター発表>
・経年図書の劣化---同一頁内における有機酸量と物性の関係(東京芸術大学)
・料紙加飾技法--打雲技法の変遷(昭和女子大学)
・大規模被災文書の真空凍結乾燥処理--熊本県天草市の事例・続報(福岡市埋蔵文化財センター)
・水害によって固着した塗工紙の境界面に関する保存科学的基礎研究(東北芸術工科大学)
・樹皮紙(Beaten Bark Paper)の語るもの(坂本勇)
・国文学研究資料館の新鋭施設における空気環境調査(国文学研究資料館)
・資料保管環境における調査事例--温室管理が困難な施設の事例(元興寺文化財研究所)
・劣化したシアノタイプの修復--紫外線によるシアノタイプにの劣化・再発色実験(東京文化財研究所)
・被災した近現代歴史資料の救済のための簡便な真空凍結乾燥法の開発①(元興寺文化財研究所)
・Foxingが発生した紙資料からの真菌の分離および代謝物の蛍光に関する報告(一橋大学)
・簡便なシステムによるカビの自家蛍光検出と”その場識別”に関する基礎的研究(東京文化財研究所)
・16世紀イタリア写本革装製本の修復について(アトリエ・ドクレ)
・装こう分野における補修材料染色の一考察(坂田墨珠堂)
・「簡易万能型の太巻き芯」の活用--博物館における対象修理(東京国立博物館)
なお同大会では第30回を記念して、学術講演会や、主会場となる九州国立博物館主催の「漆工品の保存修理」国際交流セミナーや同博物館による文化財修理の展示など、さまざまな行事が予定されている。また文化財の保存修復に関連する機器の展示(業者ブース等)も併催される。
【お知らせ】弊社も機器展示に「アーカイバル容器」の新製品を並べます。ぜひお立ち寄りください。
※現時点(4月4日))では学会のサイトにはプログラムはアップロードされていません。上記はサード・サーキュラーとして紙媒体で送付されてきたものからの転載です。

TAPE (Training for Audiovisual Preservation in Europe)はこのほど、TAPEに加盟しているヨーロッパ各国の機関に対して行った視聴覚コレクションの保存に関するアンケート調査結果をまとめたAudiovisual
research collections and their preservationを刊行した。サイトからダウンロードできる。
アンケートへの回答は117機関による。これらの機関が所有するシリンダー、カセット、オープンリール、レコード、DAT、MD、CD-R,、8ミリビデオ、VHS,DV、DVD、Betamaxについて、その保管、保存計画の有無と今後の予定を質問した。
Audiovisual research collections and their preservation

アーカイバル紙と、それを使った資料保存容器の専門商社として実績を重ねてきた特種紙商事株式会社のサイトが新設された。同社は特種製紙株式会社の商社部門で、前身は株式会社TS.スピロン。新しいサイトでは特殊機能紙と呼ばれる様々な機能を付加した製品(耐水・耐油など)とともに、「デジタルもんじょ箱」のページがあり、紙の基礎知識、保護紙入門、資料保存Q&A、保護対策の事例、ブログ、リンクなど、資料保存に関するさまざまな技術情報やノウハウを提供している。今秋を目途に製品のオンライン・ショップも開設するとしている。
特種紙商事のサイト
※弊紙『ほぼ日刊資料保存』へのリンクもしていただきました。
この9月に開催されるIIC(International Institute for Conservation of Historic and
Artistc Works: 国際文化財保存修復学会)ロンドン大会の詳細を知らせるサイトが新設された。同大会は2年に一度のペースで開催されるが、ロンドンでは初。9月15~19日にかけて、さまざまな文化財への「保存修復とアクセス」をテーマとした発表が予定されている。日本からは国立民族学博物館と東京国立博物館の研究者による以下の発表がある。
Between Conservation and Access - Implementation of Integrated Pest Management
at the National Museum of Ethnology
Naoko Sonoda and Shingo Hidaka
Measurement and Analysis of Global Transportation Environment of a Packing
Case
Nobuyuki Kamba, Hiroshi Wada, Masahiko Tsukada,et al.
IIC CONGRESS 2008: Conservation and Access
文化財保存修復学会の事務局が、これまでの昭和女子大学光葉博物館内から、この4月にNPO文化財保存支援機構内に移転する。
〒110-0008
東京都台東区池之端4-14-8 ビューハイツ池之端103号室
NPO文化財保存支援機構気付