今日の工房 2008年 9月

週替わりの工房風景をご覧ください。毎日こんな仕事をしています。

2008年09月26日(金)

虫損のはげしい近世文書。損じた穴の周辺には虫の糞が固着し、穴の周辺の端に黒い汚れができている。この汚れをあらかじめきれいに除いておかないと、リーフキャスティングによる繊維装填が上手にゆかない。

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2008年09月19日(金)

専門図書館様での弊社スタッフによる採寸・収納作業。対象は主に洋書が中心の2,500冊余のコレクション。お客様と相談し、サイズ・形態・劣化状況に合わせて一冊ずつ最適な保存容器を作製した。

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2008年09月16日(火)

中央大学図書館のスタッフの方々を招いての館内補修のワークショップ。対象は一般書で、いわゆる「くるみ」製本されたものだが、くるみをくるみでではなく、それ以前の表紙綴じ付けの方法で丈夫に直す方法や、無線綴じのダブル・ファン接着剤製本などを、一日たっぷりかけて学んでもらった。

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2008年09月08日(月)

紙媒体記録資料のコンサベーションの文献の棚。背番号が振られた論文と書籍は約2,000点ある。内外の学会等で発表される新しい論文も逐次入手してデータベースに加えられ、問題やテーマに即したアクセスができるようになっている。

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2008年09月01日(月)

コンサベーション(保存修復)部門を拡張した。資材置き場等のバックヤードを含めた工房全体の広さは約100坪(330㎡)。スタッフ一人ずつの机がある事務処理だけのスペースも確保できた。

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