今日の工房 2012年 4月

週替わりの工房風景をご覧ください。毎日こんな仕事をしています。

2012年04月26日(木)

当社が毎日製作するアーカイバル容器は少量多品種。CADで図面を描き、切り出し、組立加工するが、大きな板から切りだすと、どうしても余計な部分が出て きて、どんどん溜まっていく。また、設計や加工時のミスによるヤレも出てくる。これらは専門の業者さんに引き取ってもらい、再び紙として活用される。

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2012年04月19日(木)

江戸期の埋蔵銭貨をいれる特注容器。碁石のような粒状の形をしたものや延板状の長楕円形など色々な形態がある資料のため、一点ずつ形をトレースして、落とし込みマットを作成した。箱には綿布団を組み込み、蓋を閉める際、資料を適切に保持できるよう工夫されている。

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2012年04月12日(木)

日々の利用により、切れ味の落ちた断裁機の刃を研ぎに出した。職人さんの手にかかると、刃の脱着も微調整もものの数分。見事な切れ味が蘇った。年季の入った機械なため、パーツも専用工具も代替品の入手がもはや難しく、紛失できない。

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2012年04月05日(木)

新年度を迎え、弊社では新たに4名のスタッフが加わることとなった。まず基本的な保存容器の製作を習得し、その後各部署に配属となる。目下、先輩の指導を受けつつ奮闘中の彼らも、いずれは皆様とお目にかかる日もあるかと存じます。どうぞ宜しくお願い申し上げます。

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