今日の工房 2018年 5月

週替わりの工房風景をご覧ください。毎日こんな仕事をしています。

2018年5月30日(水)保存箱のサンプル撮影をプロに依頼しました。

デザインや仕様が変更になった保存箱9点の商品撮影を行いました。今回は美術品の撮影などを専門にされているフォトグラファーに依頼しました。

 

撮影画像はカメラと接続したPCにリアルタイムで出力されるので、構図の修正などの作業がスムーズに行えました。実際に箱へ資料を収納する時の使用イメージがお客様へ伝わるような商品の見せ方を心掛けました。準備が整い次第、商品カタログやホームページに掲載いたします。

2018年5月23日(水)寄贈資料のカビのクリーニング作業を、出向して屋外で実施しました。

松竹大谷図書館様より、寄贈された資料のカビのクリーニング作業を依頼された。対象は演劇台本など約700点。湿気の多い環境に長い間保管されていたようで、全体に湿っており、カビが発生していた。この状態で書庫に入れることは困難であるため、資料の乾燥とクリーニング作業を行うことになった。

 

他の資料へのカビ胞子の飛散を防ぎ、さらに資料の乾燥もあわせて行うため、図書館の近くにある東銀座・ 東劇ビル屋上をお借りして、屋外でのクリーニング作業を行った。当日は快晴で、屋上に資料を広げ、乾燥を促しながら、1点1点クリーニングを行った。

 

カビの付着が著しいものはブラシを装着させたHEPAフィルター付き掃除機で吸引した後、消毒用エタノールをクリーニングクロスに滲み込ませたもので、拭き取った。通常クリーニング作業は手袋を装着して行うが、今回は資料の乾燥状態を確認しながらの作業であったため、手袋は外して素手で行った。その後、乾燥が確認できた資料から無酸素パック「モルデナイベ」に収納し、万が一取り残しのあったカビ胞子の不活性化と殺虫を行った。

 

作業に当たっては、松竹大谷図書館様のスタッフの方々にもお手伝いいただき、スムーズに作業を進めることができました。暑い中お手伝いいただきましたこと、心より御礼申し上げます。

2018年5月16日(水)夏のごあいさつにむけて手拭いの柄はどれに?

毎年お正月と夏にお客様にお配りする弊社オリジナルの手拭い。風鈴、ラムネ、金魚と夏らしい柄が候補にあがりました。これからスタッフ一同どれにするか検討します。どのデザインかは、皆さまのお手元に届く7月中頃までお待ちください。

 

2018年5月9日(水)資料を洗浄する時の水の物性の変化を確認する計測機器。

修理作業では、毎回異なる性質の資料を扱うにあたり、処置結果を同じレベルにするための目安として、計測機器を用いて処置に使用する材料の物性の変化も測り、その値を参考にしながら処置を行います。特に資料の洗浄などの水性処置では、処置中の水のpH・TDS(総溶解固形分)・温度等の変化を測り、処置後の各種値の変化を確認します。

 

これまでは計測結果の表示画面と計測用の電極が一体になったハンディータイプの計測機を使用していましたが、新たに、河川などの水質検査用の電極投げ込みタイプを導入しました。手元の画面で数値の変化を確認しながらチェックシートの記入が行え、また、大きな洗浄槽の中でも計測機の水濡れを気にせず処置を行いながら数値が確認できるようになり、重宝しています。なお、4枚目の画像は処置中・処置後の洗浄液の色の変化を比較したもので、数値の確認と併せてこうした目視観察・記録も行っています。

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