今日の工房 2018年 11月

週替わりの工房風景をご覧ください。毎日こんな仕事をしています。

2018年11月28日(水) 和書や漢籍の展示に支持具、展示形状に合わせてパーツを組み合わせて使用。

洋書に比べて書物全体が柔らかい和書や漢籍を展示する際にきれいに見開き、綴じなどに負荷がかからない支持具を考案した。

 

和書や漢籍を見開いた際の形状に沿うアーチ形のパーツをアーカイバルボードで作成した。資料全体を適切な角度でも保持できる。

 

また、「見返し題」、「序題」、「奥書」などの箇所を見開いた場合に、左右が不均衡になり安定しない時に適した傾斜型や平型の支持具も試作した。パーツとして組み合わせて使えば、開き角度を調整できて安定した展示ができる。

2018年11月21日(水)新潟大学で開催された「第5回全国史料ネット研究交流集会」に出展し、モルデナイベやドラクリボックスへのご意見を頂きました。

11月17日(土)、18日(日)の両日、新潟大学中央図書館ライブラリーホールを会場に「第5回全国史料ネット研究交流集会」が開催されました。プログラムは講演や、事業報告、各地の史料ネットの報告やポスターセッションがメインですが、弊社も、各地で被災資料の救出に使っていただいている「Moldenybe®モルデナイベ」や「ドライクリーニングボックス」を実際に見てもらえる場として、展示の機会をいただきました。

 

講演や発表では、史料ネットワークだけでなく、県や市など行政、大学等との連携、地域住民への情報の発信など様々な課題はありつつも、史料ネットが開設されるきっかけとなった阪神淡路大震災以降、様々な災害で得た経験が生かされ、地元や、他地域のネットワークとの連携して被災した資料の保存にあたっている報告が印象的でした。

 

当社のブースでは、ご来場いただいた皆様から、以下のようなご質問やご意見を直接伺うことができ大変参考になりました。今後の製品開発に活かしていきたいと思います。

 

 

▶︎Moldenybe®モルデナイベ
「水にぬれた資料を乾燥後、隔離用に使っています」
「作業に特別な道具などがいらず、手軽にパックできるのがいい」
「仕様の無酸素期間を終えた後も、袋の中が無酸素を維持しているかを手軽に確認できるといい」

       ※このご質問には「仕様には保証期間として3ヶ月とありますが、それ以上経過しても

         エージレスがピンク色である限りは無酸素状態を維持しています」とお答えしました。

「ガスバリア袋を1枚単位で購入したい」

 

▶︎ドライクリーニングボックス
「軽くて、持ち運びが楽」
「場所に余裕がないので、組み立て式なのは助かる」
「カビがひどい資料には空気清浄機の吸引力がもう少し高いと安心できる」
「せっかく軽くて持ち運びしやすいのだから、梱包箱に持ち手があるとうれしい」

 

弊社ブースにお立ちより下さった皆様と、展示についてご快諾いただいた第5回史料ネット研究交流集会実行委員会の方々に心より御礼申し上げます。

2018年11月14日(水) 国立女性教育会館アーカイブセンター主催の保存修復研修が今年度も開かれます。

国立女性教育会館アーカイブセンターが主催する平成30年度アーカイブ保存修復研修が11月20日(火)〜22日(木)に開催されます。研修は、「基礎コース」、「実技コース」、「オプション」のカリキュラムに分かれて行われ、弊社では今年度も「実技コース」と「オプション」を担当いたします。社内では、その準備の真っ最中です。

 

▶︎11月21日(水)〜22日(木)「実技コース」内容
講義:図書館やアーカイブズ等で保存されている冊子の様々な製本構造について、サンプル本を見比べながら、特徴や損傷傾向などを解説。
実習:リンプ・ペーパー・バインディングを試作。その中で、綴じ、支持体、本体と表紙の接合、接着剤、可逆性、などの役割について確認します。

 

▶︎11月22日(木)「オプション」内容
弊社(文京区)会社見学。長期保存容器の制作部門と、修理部門の作業現場をご案内いたします。

 

おかげさまで、「実技コース」は定員に達しており、キャンセル待ちとなっております。たくさんのご応募をありがとうございました。当日は、質疑応答の時間もたくさん設け、時間いっぱい意見交換をできたらと思います。

2018年11月7日(水)アーカイバル容器のカタログを改定しました。新製品ラインアップも充実。

アーカイバル容器のカタログをこのほど改訂いたしました。汚染ガス吸着シートGasQ、新薄葉紙Qlumin(くるみん)、無酸素パックモルデナイベ、ドライクリーニングボックスといった保存用品が加わり、一層充実した内容となっています。また、アーカイバルバインダーや棚はめ込み式保存箱といった定番商品もリニューアルした姿でご覧いただけます。今回より、裏表紙に弊社ホームページのQRコードを掲載しておりますのでご利用ください。

 

新カタログの電子版(PDF)はこちらからダウンロードしていただけますが、印刷版(紙媒体)をご希望の方は、ホームページ右上の「お問い合わせ 資料請求」からお申し付けください。

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