2012年の工房
2012年02月02日(木)
ワイヤー・ソーイング(wire sewing)により綴じられた書籍。括を針金で中綴じし、製本されている。ワイヤー・ソーイング・マシーンは、1880年ドイツで開発されたが、糸綴じ機の普及と、針金が錆びて本が崩壊することから、すぐに姿を消していった。処置として、解体・金属除去をし、括の背を修補、綴じ直しの後、表紙と本体を接合した。右端の画像は、http://t.co/WEwd K1N から。
2012年01月26日(木)
木箱に保管されていたガラス乾板古写真を入れる専用保存容器を作る。既存の木製箱と乾板のサイズに合わせたシンク(凹み)を持つフレームを作成し、共に保管できるよう2段構造となっている。また既存の木箱からの揮発成分の影響を考慮して、ガス吸着機能をもたせた新きりなみ仕様となっている。
2012年01月19日(木)
革のフルバインディングを和紙で直す。革装丁本の修復に、部分的に和紙を使うのは欧米では一般的だが、破損の著しい背表紙すべてを和紙で代替した。オリジナルの背バンドを活かしつつ厚めの和紙で背ごしらえをし、さらに染色した和紙で全体を覆う。アクリル絵具で補彩し、表紙の革と共に保革油を全体に馴染ませることで、全体に統一感がでる。
2012年01月12日(木)
資料についた泥や埃などを除去する際に使用するドライクリーニングボックス。アーカイバルボードの本体に、埃の飛散防止のために取り付ける掃除機のノズルや、透明アクリル板などを組み込んで制作する。今回制作したものは、東北各地で被災資料の復旧に使用される。
2012年01月05日(木)
謹んで新年のご挨拶を申しあげます。旧年中は格別のお引き立てを賜り、厚く御礼申しあげます。当社も心新たに新年をスタートさせることができました。本年も相変わりませず、ご指導ご鞭撻をお願い申し上げます。




















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