今日の工房 2005年 10月

週替わりの工房風景をご覧ください。毎日こんな仕事をしています。

2005年10月27日

貴重書庫内での革装幀本の劣化対策。赤茶けた革にセルロース・エーテルを含浸させ、ラノリンとシリコン油を主した保革油を塗って磨く。表面(吟)が赤茶けたものの栗色が回復する。

2005年10月20日

洋式製本のためのさまざまな綴じ方。麻紐を埋め込み支持体にしたオール・アロング(左)、オーバーソウイング(中)、革テープの支持体による抜き綴じ(右)。 右端は、綴じ支持体のテープを、表紙の芯材ボードの間に挿入するスプリット・ボード製本の雛形。

2005年10月11日

和書を中綴じするための紙縒(こより)を、ボーディングという方法で作る。少し湿らせた板の上で、板に押しつけるように縒ってゆくと、誰でも楽に、大量に作ることができる。

2005年10月03日

インク焼けが生じ始めた手書きの楽譜2,000枚への抗酸化処置。水処理で滲むインク部を不溶化したのちに、フィチン酸+炭酸水素カルシウム液に浸す。

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