今日の工房 2006年 2月

週替わりの工房風景をご覧ください。毎日こんな仕事をしています。

2006年02月28日

アフガニスタン国立公文書館からのアーマスミさんとアベーデさんを迎えて。小麦粉からデンプンをとり沈糊に。文書の裏打ち、炭酸カルシウム+沈糊を塗った段ボール紙での箱づくり-等々を。最良ではないが、決して最悪ではない方法を共に探る。

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2006年02月16日

新聞の折り目の裂けを極薄(6g/m3)の和紙で補修する。裂け目に糊を引きながら和紙を置いて行き、最後にスパチュラでおさえて貼り付ける。根気の要る作業である。

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2006年02月10日

公文書の簿冊を綴じる。オリジナルの簿冊は丁の背に接着剤を塗り込めたハードカバー製本だが、解体してマイクロ撮影をした後は、丁に接着剤を使わず、糸だけで綴じる。将来再び解体の必要がでてきても、綴じ糸を切るだけで一枚ずつの丁になる。

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