今日の工房 2009年 11月

週替わりの工房風景をご覧ください。毎日こんな仕事をしています。

2009年11月27日(金)

弊社製保存容器の堅牢さを示す一例。ガラス乾板用保存箱は、近頃メタボ気味のスタッフが直接乗っても保存容器としての形状を問題なく維持している。

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2009年11月19日(木)

増田勝彦氏考案のドットスタンプとペーストパッドを用いた微少点接着法による修補。資料の色に合わせて染めた和紙(楮)を喰い裂き、資料の裏面からデンプン糊の微少点接着で裂けや欠損部を繋ぎ止める。

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2009年11月13日(金)

海外からの注文品である8×10インチのガラス乾板用保存容器を作る。乾板の重量もあり、また縦置きに収納するために通常製品より壁を厚くして安定度を高 めた。強度もアップして堅牢な容器が完成した。一箱に14枚、合計200箱、約3,000枚の乾板が納められる予定だ。

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2009年11月05日(木)

E研に 続き、社内で定期的に開かれている勉強会のひとつ、通称P研。外部の方も招いて行われるこの研究会のテーマは『紙のコンサベーションに関する材料、技 術』。内外の文献をもとに、自分たちの保存修復作業と照らし合わせることで、実践的な知識に結びつける。この日は「サーフェイスクリーニング」について。

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