今日の工房 

週替わりの工房風景をご覧ください。毎日こんな仕事をしています。

2005年05月26日

国立機関、大学等からお客様を迎えて開催したオープン・ワークショップ。近代の紙媒体記録資料の水性コンサベーションを中心に。ドライクリーニングから始めて、処置前試験、滲み止め、濡らし、洗浄、脱酸性化、抗酸化、乾燥等、一連の処置を半日かけて実体験していただいた。

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2005年05月18日

お雛様を入れる保存容器。入籠(いれこ)形式で、それぞれの箱を、順次に重ねて組み入れると、最後は一箱に全部が収まる。また、雛を出した箱を積み上げ、毛氈を被せると、そのまま雛壇になる。

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2005年05月08日

立体的な博物資料を収納する「つづら」式保存箱。上蓋、底蓋、側板で構成される。側板が外れるので、収納物が入れやすく出しやすい。堅牢な作りで、底蓋は50キロの荷重に耐える。

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2005年04月22日

今年度に入社したニューフェイス3名。虫の糞がこびりついた文書の丁を根気よくクリーニングする。 2005年度の入社試験問題(学科) (PDF 29KB)

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2006年01月09日

書籍資料の解体と再製本。本体と表紙を分離。熱した澱粉糊を本体の背に塗ってしばらく放置し、旧い膠が柔らかくなったらこそげ落とす。改めて背を補強した後に、ヒンジ部を作り、表からを和紙で補強、違和感のない程度に補彩して完成。

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