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2017年5月24日(水)あらゆるサイズのガラス乾板に対応できるように専用フォルダーを品揃えしました。

弊社ではこのほど、ガラス乾板のあらゆるサイズに対応できるように専用フォルダー(中性紙製4フラップ・フォルダー)の品揃えをしました。素材は国際標準化機構(ISO)の定める写真活性度試験(PAT:Photographic activity test)をクリアしており、長期に安心してご使用いただけます。

 

ガラス乾板を保存する上で最も大切なことは、膜面(乳剤面)を外的な劣化要因からまもること。たとえば、包材が膜面に対し不均一に接した状態では、空気(酸素)や湿度の影響の差が劣化の差となって、画像濃度の低下に繋がるため、劣化を抑制する包材や間紙は周辺にできる限り隙間がなく、膜面に均一に密着させることがポイントになります。

 

包材に収納する際の基本的な手順は、ガラス乾板を元の包材から取り出し、埃や汚れを柔らかいブラシで拭き取った後、一枚ずつガラス乾板フォルダーに包んで、損傷の無いものは膜面に圧が掛からないように立てて保存できる専用の箱に収めます。

 

弊社のガラス乾板専用フォルダーは以下のように、一般的な規格サイズとともに変形サイズも品揃えしています。また、サイズ指定の特注品も作成できます。

 

内寸サイズmm 外寸サイズmm 通称
47×62×3 48×63×3.5
84×62×3.5 85×63×4
82×106×3 83×107×3.5
84×109×3 85×110×3.5 手札
84×122×3.5 85×123×4
104×130×3 105×131×3.5 4×5
122×122×4 123×123×4.5
123×123×4 124×124×4.5
130×181×3.5 131×182×4 5×7
162×162×4.5  163×163×5
164×215×3.5  165×216×4
168×216×3.5  169×217×4  6×8
205×256×4  206×257×4.5
255×306×4  256×307×4.5  8×10
310×100×3  311×101×3.5  天文写真乾板用
121×165×3  122×166×3.5  5×7小

 

なお、適正な包材へ収納後のガラス乾板の保管環境は、ISO規格に基づいた日本工業規格(JIS)によるJIS K 7644:2004 写真―現像処理済み写真乾板―保存方法(ISO 18918:2000 Imaging materials−Processed photographic plates−Storage practices )に準拠した環境が推奨されています。許容されるRHレベルは、20%〜50%、好ましくは40%未満。RHは60%を超えてはならず、大きな変動は避ける。推奨温度は15℃〜25℃(20℃以下が好ましい)。過酸化物、硫化水素、オゾンなどの反応性化学物質は保存環境中から除去する—というもの。

 

 

関連情報

ガラス乾板保存箱 縦置き型(組み立て式)、フォルダー

 

ガラス乾板保存箱 平置き型、フォルダー

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