今日の工房 

週替わりの工房風景をご覧ください。毎日こんな仕事をしています。

2020年2月3日(水)仏像の宝冠(ほうかん)、装身具を収納する保存容器

仏像の装身具を平置きで収納するための保存容器を製作しました。薄い銅板製の装身具には精巧な細工が施されており、5つのパーツが容器の中で接触し破損しない工夫が必要でした。そこで、パーツの輪郭線を縁取り実寸大にくり抜いたボードを積層し、装身具を個別に収納できるベースを台差し式保存箱の中に組み込みました。宝冠を収納する箇所には、宝冠の湾曲した空洞部分を支えるアーチ状の土台を取り付けました。

 

こうした複雑な形状の資料に合わせた保存容器を作成する場合、資料の輪郭を写し取った型紙をスキャンして取り込み、CADデータに変換してから製図します。この方法により、精度の高さが求められる難しい形状の加工図面も簡単に作成することができます。

 

 

【関連記事】
・『今日の工房』2010年11月19日(金)土偶用の棚はめ込み式保存箱

・『今日の工房』2010年09月16日(木)鉄扇用のシンク型トレイ付き保存箱

ページの上部へ戻る