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2023年3月10日(金)資料内非公開ページのマスキングをGasQシートで -東京大学文書館様の事例から-

アーカイブ資料を扱う機関様では、個人情報等の非公開情報が含まれている箇所に非公開処理−マスキング(袋掛け)−が施されます。マスキングにはさまざまな方法があり、代表的なものとしては、中性紙封筒を利用し本文と一緒に綴じる方法や紙製クリップを使う方法がありますが、解綴・再製本の必要性が生じたり、また資料にわずかでも負荷を与える可能性があったり、それぞれに特色があります。マスキングは基本ページ単位で行われますが、東京大学文書館様では、約5㎝巾の短冊状にカットした不織布シートGasQ®を該当ページに巻き付ける方法を採用されています。もともと北海道立文書館様での和紙素材を使用した短冊のアイデアをアレンジなさったそうです。

「GasQ®」の短冊に、スタンプや鉛筆で必要情報を記載し、それを該当ページに巻き付けます。短冊の片側の端は、書架で目に付くように天小口から飛び出させ、反対の端は天小口側で折り返します。重なりを持たせて折り返すことで短冊が留まり、糊や粘着テープなどで貼る必要はありません。不織布シートですので資料への当たりが柔らかく、手間なくコンパクトに行えます。
本事例の掲載にあたり、東京大学文書館 秋山様にご協力いただきました。誠にありがとうございました。

 

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