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週替わりの工房風景をご覧ください。毎日こんな仕事をしています。
2014年02月13日(木)
七段飾りの雛人形用の保存箱。依頼主の希望で毎年の雛祭りの飾り付けの際に管理し易いように、雛段の段数ごとに人形と装飾品をまとめて収納できる。箱の持ち運びを考慮して、仕切り付きの箱を3段に重ねてつづら箱に収納する構造にした。
2014年01月23日(木)
東京大学東洋文化研究所図書室様から所蔵する漢籍を資料サイズの計測から保存箱の作成、収納のご要望をいただいた。容器作成に加え、資料のサイズ計測から収納までを行う。採寸は当社製「採寸道具」を用いて計測する。左側の壁に資料をあて、左右と共に上下からもメジャーのついた板をあてる。手作業で丁寧に採寸することで、複雑な形の資料や傷みの異なる資料でも外形寸法が容易に計測できる。取ったデータはタブレット端末に入力していく。漢籍は組本が多く、厚みの計測には特に注意を必要とする。今日計測したデータをもとに保存箱を作成し、2月下旬に収納する。
2013年11月14日(木)
船舶の紙模型用の保存容器。最小190mmから最大1100mmまでの61点。出し入れをスムーズに行えるように容器の壁が倒れる構造にし、トレイに載せたまま横に引き出せるようにした。船首と船尾が接触する部分には綿布団を取り付け、また模型に使用されている接着剤などから発生する有機酸ガスの対策として、「汚染ガス吸着シートGasQ」を資料の周囲に設置した。実際に模型資料が収納された様子を、事例として近日中にホームページに掲載する予定です。
2013年11月8日(金)
社内で使用しているドライクリーニング用ボックス。小型の空気清浄機を装着する仕様となっており、クリーニング作業中に発生する粉塵やカビ残滓が拡散せず、作業者の健康被害を防いでくれる。空気清浄機からの排気による微細な粉塵などはHEPAフィルターに吸着させることで作業環境への影響も少ない。また折り畳み収納が可能であるため、省スペースで保管できる。商品化を検討中です。→販売を開始しました。書庫内で安全にホコリやカビ残滓を除去「簡易ドライクリーニング・ボックス」
2013年09月12日(木)
全長が3mを超える大判の古地図の巻物を収納する保存容器。中に収納する資料の重量で箱が歪まないよう、床は3重、壁は4重にボードを重ねて堅牢な造りにした。蓋は持ち上げを考慮して軽量な構造に留めた。箱の内側には資料を上下から覆うように綿布団を敷き、持ち運び等での振動が資料に負担をかけない仕様になっている。
2013年09月05日(木)
肥後銀行様所蔵資料の収納。長さのある資料は中性紙の丸筒に巻き、さらに上から不活性のポリエステルフィルムで包み、紐で結んで固定した。フィルムで資料を保護することにより安全に取り扱うことができる。仕切り付きの保存容器にまとめて収納することで省スペースに収納可能。容器の大きさには余裕を持たせ、取り出しやすいように工夫した。
2013年08月08日(木)
戦前の議会資料などを所蔵する大学の資料センターからスチール製キャビネットに収納された資料を、キャビネット自体は生かして「保存箱に収納したい」というご要望をいただいた。引き出しにすっぽりはまる内箱に、分類に便利な組み換え可能仕切りと埃よけ用の蓋が付属する。
2013年07月04日(木)
木彫りの印を入れる保存容器。印は図柄によって縦長のものと横長のものが2点ずつ、合計4点のセットになっている。小さな印を取り出しやすくし、デザイン的にもバランスよく納まるようにシンクを配置した。印は保護のためフォルダーに包んでシンクにはめる。
2013年05月30日(木)
映画スチール用保存箱。作品ごとのスチール数に合わせた寸法に部屋を区切った。スチールを1枚ずつ二つ折りの3Fフォルダー(映画タイトル等を記入できるようにタブ付き)に挟んだ後、保存箱に立てて収納する。取り出しを容易にするため、箱側面と仕切り板はフォルダーよりも低くした。スチール増に対応できるよう仕切りは取り外し可能。
2013年05月02日(木)
間紙は、絵画作品等を重ねて保管する際に、色移りや貼り付きをおこさないように間に一枚ずつ挟み込むものである。ひと口に間紙といっても、透けるようなものから、画用紙並にしっかりしたものまで質感もさまざま。弊社では、作品の材質や保管方法など、用途にあったものを選んで頂けるようサンプルを用意しておりますので、ぜひご利用下さい。
2013年04月18日(木)
國學院大學学術メディアセンターにある渋谷キャンパス図書館様が所蔵する、江戸初期に描かれた「祇園社祭礼屏風」を収納する保存箱を作成した。「普段は縦置き、屏風を取り出す際には平置きにできる箱を」というご依頼を受け、取り出しをサポートする平紐付きのトレイと、縦置き時に屏風の傾きを抑えるスペーサーを付けた台差し箱になった。
2013年04月04日(木)
木版画連作を収納するトレイと保存箱を作製した。作品を持ち運ぶ際の扱いやすさ、中身の確認がしやすいもの、光や埃からの保護といった収納ニーズに合わせ、シンク型のトレイには内が透けてみえる程の薄い不活性の不織布を組み合わせた。複数の作品を重ねフラットな状態でまとめて保存箱に収納する。
2013年03月07日(木)
仏像本体と付属する装飾品をまとめて収納したいという依頼を受け作製した、仕切り付きのつづら式保存箱。 装飾品は個別の小箱に収納し、本体と部屋分けをするため、つづら箱の中に着脱可能な仕切りを設けた。 各資料は綿布団で包み、保存箱内で安全に保管ができる。
2013年02月28日(木)
2013年02月21日(木)
2013年02月15日(金)
B0サイズ(1030×1456mm)用アーカイバルクリアホルダーの 作製。ハンディタイプの超音波溶断機で長距離をシールドしようとすると、手元が安定しないため溶断面が歪んだりシールミスなども起きやすい。そこで専用の 治具に装着すると、これだけ大きなサイズでも確実な加工が出来て、仕上がりも綺麗。大型の地図や図面のエンキャプシュレーションをする際にも活用できる。
2013年01月24日(木)
個人の方の遺品(モノ資料)のコレクション用に製作した保存容器。収蔵庫内の引き出しに混在していた様々な資料を、分類・整理するために容器に仕切りを設けた。高さのある資料は個別に壁で囲い、平たく薄い資料は上げ底にして取り出し易くした。
2012年11月29日(木)
2012年10月11日(木)
2012年09月21日(金)
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